2024.11.03

スイッチボックス標準仕様の変更

ICT救助隊が提供しているスイッチボックスの標準仕様を変更します。
現在、提供しているものは1スイッチ用はSPACE、2スイッチ用はSPACEとENTERを登録してあります。
変更後は、1スイッチはLEFT ARROW(長押しでRIGHT ARROW)、2スイッチは1-LEFT ARROW、2-RIGHT ARROWの矢印キーを登録します。
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[理由]
1.矢印キーの信号でiOSスイッチコントロール、Androidスイッチアクセスが登録できる。
2.スマートフォン、タブレット、パソコンに接続したらそのまま未設定でkindleのページ操作ができる。
3.1スイッチボックスは単押しで左矢印キー、長押しで右矢印キーになります。
4.Kindleに限らず、スイッチ対応のアプリ(DropTap類、TDスキャン)でも使える。
  
[経緯]
肢体不自由の方の読書についてページ操作の相談があり、矢印キーを登録したスイッチボックスを試作しました。
結果、iOSスイッチコントロール、Androidスイッチアクセスのスイッチ登録ができる事が判明。
PDFもkindleに読み込めば閲覧ができること、スイッチ対応のアプリで使えるものが多いことから仕様の変更を決めました。

[アップグレード]
現在、ICT救助隊のスイッチボックスをお使いの方でVer4の方は、ご希望であれば信号の再登録を無料(送料のご負担をお願いします)でいたします。
Ver3またはそれ以前のものはVer4へのアップグレード(新しい基盤に交換)を2000円(送料のご負担をお願いします)でお受けします。
bluetoothのスイッチボックスをお使いの方は、変更はできません。
Ver5の方は変更の必要はありません。
ご希望があれば登録する信号を、SPACE、ENTER、TAB、CTRL等(キーボードのいずれかのキー)に変更できます。
お問い合わせページからご連絡下さい。

[補足]
1.kindleで本を読む場合、左綴じ(縦書き)と右綴じ(横書き)で矢印キーの動作が逆になります。
2.Ver.5のスイッチボックスでページ操作ができない場合はご連絡下さい。対応いたします。 

[謝辞]
コミルの馬渕広行さん、あっきーの教材工房の鈴木章裕さんからアドバイスを頂きました。
ありがとうございます。

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