- 場所
なかのZERO 学習室A・B
- 日時
2008年11月13日(木)19:00~21:00
2008年11月20日(木)19:00~21:00
2008年11月27日(木)19:00~21:00- 主催
- 中野区地域リハビリテーション研究会
- 協賛
- NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会
NEC社会貢献室
看護師・保健師・リハビリテーション専門職を対象とした講座です。
会場のなかのZEROには30名の受講生が集まりました。
講師に株式会社日立ケーイーシステムズより伝の心スタッフの岡さんをお迎えして、XP版とVISTA版の違いを2つのスクリーンを使い詳細設定に及ぶ内容を学びました。
【当日の様子】
実際に伝の心VISTAを1ボタン入力で体験したことで理解も深まりました。
この講座はNEC社会貢献室の協賛で行われています。
伝の心、オペナビを必要としている人たちの支援が目的です。
重度身体障がい者のIT支援で企業の枠組みを超え、NECのみならず、日立ケーイーシステムズ様、川村義肢様のご協力とNEC社会貢献室に感謝いたします。
2日目
当講座の2日目は最初にNEC社会貢献室の池田様よりご挨拶がありました。
そして、NECオペナビアシストの鈴木様がオペレートナビについて2時間の講義を行いました。
肢体障害者へのパソコンサポートの基本的な話から始まり、実際のユーザーをビデオで紹介、そしてすぐに用意したパソコンでオペレートナビを起動して操作を体験しながらの実践的な講義となりました。
今回も、改造ゲームパッドに1ボタンスイッチを使っての操作です。
最後はkbdインポートを使ってのキーボードカスタマイズで生活用語集に新しい語句を編集、追加などを学びました。
オペナビ終了後に、引き続きHeartyladderの説明と操作体験。
改造ゲームパッドを利用することであらゆる操作が可能になり、また自作のスイッチ類を取り付けて、スイッチ適合の調整も可能になることなどを紹介しました(3日目ではゲームパッドの改造を実際に行います)。
3日目
中野区地域リハビリテーション研究会主催で行われた当講座の最終日です。
㈱川村義肢の日向野様にスイッチの適合について講義をお願いしました。
支援者の心構えや注意点の話から200症例を超えるスイッチ適合の事例を写真で見ながらの講義は密度の濃いものになりました。
休憩をはさんで、後半はスイッチインターフェイスとして活用するゲームパッドの改造を今井が担当しました。
外付けに様々なスイッチを付けて適合を試せるようにミニジャックを基板に取り付ける作業を、初めてはんだごてを持つ人でも全員が完成させて持ち帰りました。
この改造ゲームパッドとjoytokeyというフリーソフトを組み合わせることで支援者用の伝の心やオペレートナビを
外付けのスイッチで作動させることが可能になります。
支援者自身が1ボタン操作でソフトを体験したり、試作したスイッチを試すことでよりよい支援が実現できると思います。
joytokey
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se101657.html
次回、NEC重度身体障がい者ITコミュニケーション支援講座は
江戸川区で開催予定です。