2009.09.19

NEC難病コミュニケーション支援講座@米原

場所

滋賀県米原市庁舎内「げんきステーション」

日時

2009年9月19日(土)

主催
滋賀県米原市役所社会福祉課
共催
NPO法人 ALS/MNDサポートセンター さくら会
協賛
CSR推進本部 NEC社会貢献室

今回初めて市役所が主催となったことで、行政と企業とNPOの協働が実現した講習会となりました。
行政の持つ地域のネットワークと企業の社会貢献としての資金力、NPOが持つ専門的な知識やノウハウという、それぞれが得意とする分野が集まっての協働、今後の社会福祉、社会貢献の先駆的なモデルとなりうる講習会と位置付けられると考えます。

【当日の様子】

まずは、米原市役所社会福祉課から、在宅の患者さんたちへのサポートがスムーズにすすめられるようにと今回の開催の目的についてお話がありました。
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次にNECのCSR推進部社会貢献室池田さんからは、この講習会をきっかけにネットワークが築かれ、継続的な支援が可能になることを期待したいとご挨拶をいただきました。
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講座はコミュニケーションの様々な手法を紹介していきます。
まずは、簡単な道具を使ったコミュニケーションの方法として透明文字盤を実際に体験してもらいます。
いつでも取り出してすぐコミュニケーションがとれる透明文字盤の体験は、終了後のアンケートでも好評でした。
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次に電子機器を使ったコミュニケーションの方法で、携帯型会話補助機器を紹介、実際に触って使ってもらい機器の特徴を理解してもらいます。
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いよいよパソコンを使ってのコミュニケーションの方法の紹介で、まずは利用者の多い「伝の心」を体験してもらいます。
この講習会の特徴は講義だけではなく、実際に機器に触れ、自分で動かすことによって知識を身に付けてもらいます。
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今回もオペレートナビはNECの鈴木さんが担当してくださいました。
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フリーソフトの紹介では、HeartyLadderを体験してもらい、ワンスイッチだけでなく様々な使い方のヒントを紹介しました。
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講習の最後は、スイッチの適合について。
どれほど優れた機器やソフトがそろっても、入力する手段であるスイッチが適合しなければ使えません。
どこを使って入力するか、観察眼とアイデア、粘り強い支援が要求されてきます。
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講習終了後に希望者対象のスイッチ作成会を開きました。
まずはオーソドックスな形で作成される方、実際に患者さんをイメージして作成される方、、、はんだを握ったこともない方も何人かいらっしゃいましたが、1時間半で皆さんスイッチを完成されていました。
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本講座の様子は中日新聞で記事になりました。

講習会アーカイブ