- 場所
佐賀県駅北館 2F 佐賀県難病相談・支援センター 交流室
佐賀市神野東2丁目6-10- 日時
平成25年9月21日(土)、9月22日(日)
- 主催
- 佐賀県難病相談・支援センター
- 共催
- NPO法人ICT救助隊・佐賀県ALS患者・家族会
- 協賛
- NEC CSR・環境推進部 社会貢献室
- 受講料
無料(但し、工作実習材料費が別途必要となります。1,000 円)
- TEL
- 0952-97-9632
- 定員
- 20名 ※二日間参加可能な方、要申し込み
- 取材
- 毎日新聞社、佐賀新聞社、西日本新聞社
コミュニケーション方法の基礎知識を学ぼう
~“導入編”~
目的
難病患者や重度障害者(児)の方々をはじめ、コミュニケーションへ障害を抱える方と
のコミュニケーション方法についての研修会を開催し、コミュニケーション支援の基礎知識
及びに支援のスキルアップを図り、患者や障害者(児)のコミュニケーション能力を高め、
QOL の向上を図ることを目的とする。
NEC難病コミュニケーション支援講座プログラム
【カリキュラム】
1日目
10:30 開会にあたり
10:35 コミュニケーションについて(NPO法人ICT救助隊 仁科恵美子)
文字盤の実習と携帯型会話補助機器体験(レッツチャット、ペチャラ、トーキングエイド for iPad)
11:30 意思伝達装置「伝の心」について1 (NPO法人ICT救助隊 今井啓二)
12:00 昼食
12:45 意思伝達装置「伝の心」について2 (NPO法人ICT救助隊 今井啓二)
13:45 オペレートナビについて(NPO法人ICT救助隊 今井啓二)
15:00 工作実習「オリジナル入力スイッチ製作」(NPO法人ICT救助隊 今井啓二)
16:30 終了
2日目
10:15 スイッチの適合(川村義肢 日向野和夫氏)
12:10 昼食
13:00 当事者とのコミュニケーション体験(日本ALS協会副会長岡部宏生氏)、視線入力体験
14:30 オリジナルスイッチでHearty Ladderの操作 (NPO法人ICT救助隊 仁科恵美子)
15:30 スイッチの適合2(川村義肢 日向野和夫氏)
16:00 終了
【アンケート結果(一部抜粋)】
1.受講しての感想、聞きたかったことなどお書きください。
透明文字盤、口文字
・透明文字盤はなかなか当たらず、イライラ、ちらちらしたことがありました。実際に使うとき練習がいると思いました。特別な準備がいらないので簡単なコミュニケーションは、これがいいなと思われました。口文字は岡部さんがゆっくり言ってくださったので分かりよかったです。
携帯用会話補助装置
・伝の心、レッツチャットは助成金対象だと思いますが、iPadはどうでしょう?
伝の心
・伝の心、オペナビともにある程度の認知がないと使うのは難しいと思いましたが、おもしろさがわかった人は使いたいだろうと思いました。
オペレートナビ
・やはり少々もどかしい気がしますが自分で操作できるのはよいですね。
HeartyLadder
・フリーのソフトでこういうものがあるとは知りませんでした。試してみたいと思います。
スイッチの適合
・効率的なフィッティングのことを考えていたのでとても参考になりました。よけいな力を使わないでスムーズに操作できるといいなと思います。家族の方でも他の人でも簡単に準備できるものでないと続かないと思いました。
スイッチ、インターフェイスの製作
・これを習いたくて実は参加を決めました。ぜひ、作ってみたいです。
・スチロールカッターと発泡スチロールの組み合わせは自由な形が作れるという感じでいいですね。つまようじで固定するというアイデアはなかなかいいなと思いました。
2.その他ご意見やご感想、お気づきの点がありましたらお書きください。
・色んな機器を方法を使ってコミュニケーションを取ることができるとわかりました。岡部さんと実際にコミュニケーションを取る事ができて嬉しかったです。
・実際にコミュニケーションをしている場面の画像を見れたのがよかったです。
・実習(スイッチ作りなど)はとても嬉しかったです。丁寧な説明していただきありがとうございました。
3.次回コミュニケーション支援の講座を受けるとしたらどのような内容を希望されますか?
・小児(脳性マヒなど)専用のAACがあるのか知りたい。
・今回の練習から、もっとより実践を増やしていただきたいと希望します。
アンケートの全回答は以下の報告書をご覧ください。
2013年9月21日NEC難病コミュニケーション支援講座@佐賀報告書
【新聞記事】
・佐賀新聞
・西日本新聞