- 場所
ソフトピアジャパンセンター10階 中会議室1
大垣市加賀野4-1-7 TEL 0584-77―1111- 日時
2014年8月2日(土)10:00〜16:00
2014年8月3日(日)10:00〜16:00- 主催
- NPO法人ICT救助隊
- 協賛
- NEC CSR 社会貢献室
*アンケート結果を掲載しました(2014年9月26日)。
*当日の写真を掲載しました(2014年8月22日)。
*本講座は終了しました。後日、報告を掲載いたします(2014年8月5日)。
*本講座は定員になりましたので、募集を締め切らせていただきます(2014年7月11日)。
ALSなどの神経難病へのコミュニケーション支援についての 基礎知識と支援機器の操作体験をまじえた講習会です。 「個々のケースに合わせ、文字盤・レッツチャット・伝の心などの選択」も学べます! 「入力スイッチの適合のための工夫」も学べます! もちろん、応援員以外の方のご参加も歓迎いたします。
【カリキュラム】
 1日目
10:00 文字盤の実習
11:00 携帯型会話補助機器体験
12:00 昼食
12:45 意思伝達装置「伝の心」について
14:00 オペレートナビについて
14:30 フリーソフト HeartyLadder について
15:20 スイッチの適合
16:10 工作実習「スイッチインターフェイス制作」 ※希望者のみ ※材料費として 1,000 円必要(当日集金)
岡部さんをモデルとしたALS患者が登場する『宇宙兄弟』を紹介
2日目
10:00 スイッチの適合について
11:00 グループワーク(視線入力、スイッチの紹介等)
12:00 昼食
12:50 工作実習 「オリジナル入力スイッチ製作」
15:00 オリジナルスイッチで HeartyLadder の操作
15:45 まとめ
16:00 終了
※スイッチインターフェイスは、パソコンとスイッチの間にはさむ“BOX”です これとスイッチを使い HeartyLadder で意志伝達できます
【アンケート集計(抜粋)】
受講しての感想
・機器でいろんなことができるようになると、“もっとコミュニケーションがとれるようになるといいなぁ”と思ってしまいますが、その人にとって必要性や意欲を見出せなければ必要ないものであること、考えさせられました。ひとつひとつ文字を選んで入力する体験をして、患者さんの大変さに少し触れることができ、良い経験になりました。今後は、その人の気持ちを尊重し、意欲を持てるようになる関わりを持てればうれしいと思います。
・今までALSの方やマヒのある方と接していても、スイッチの適合が不十分で患者様に申し訳ないことをしていたととても反省しました。ぜひ活用して患者様の使いやすい意思伝達手段を考えていきたいと思います。ありがとうございました。
・自分が使うなら、オペレートナビ!!と思いました。以前、ジェリービーンしか知らなかったので残念だった。ハーティラダーはフリーソフトなのがすごい!
また受ける場合の希望
・今回の内容のおさらいもしたいですが、スイッチやパソコンなどのことがわからないので、機器の入門程度の内容だとなおありがたいです。
・コミュニケーション機器等の導入の仕方、病気の受容ができていない利用者に対して勧めたとしても拒否されてしまう。導入の時期や勧め方で悩んでいます。
・言葉がないと思われていた人が、これらのハードを使用して、話すことができる、意識があるといった、事例の報告が聞きたいです。