2014.10.19

NEC難病コミュニケーション支援講座@淡路島

場所

ホテル アテーナ海月 2 階 コンベンションホール (淡路市大谷915-4 TEL: 0799-64-1243)

日時

2014年10 月18 日(土) 13:00~19:30(12:30 受付)
2014年10 月19 日(日) 10:00~16:00(9:30 受付)

講師:NPO法人ICT救助隊
コーディネーター:作業療法士 小林貴代 先生(koba レディースクリニック理事、日本ALS 協会近畿ブロック副会長)

【カリキュラム】

1 日目
文字盤実習、携帯型会話補助機器体験(レッツチャット、ペチャラ、トーキングエイド)、意志伝達装置
「伝の心」について、オペレートナビについて、HeartyLadder について、工作実習(スイッチインターフェイス)

2 日目
スイッチ講義、工作実習(オリジナル入力スイッチ)、 製作したスイッチでのHeartyLadder 操作
※ 工作実習は希望者のみ行います。

【写真】

50人以上の参加者が集まりました。
淡路島参加者

レッツチャット操作体験
淡路島LC

インターフェースの改造
淡路島IF淡路島

ハンダ付けにも挑戦
淡路島ハンダ

オリジナルスイッチの製作
淡路島スイッチ

スイッチと一緒に記念撮影

淡路島記念撮影

【アンケート集約】

受講しての感想、聞きたかったことなどをお書きください。
・私は訪問リハに携わっています。その中で、30代の女性を担当しており、約1年前にレッツチャットを導入しました。未だに、なかなかスイッチがご本人に合わず、きっともどかしい想いをさせてしまっているなと思います・・・。日々、悩んでいたので、今回の研修は解決への糸口となりそうです。もっと、たくさん道具を作り、何より評価→すぐアプローチをがんばろうとあらためて思いました。ありがとうございました。
・明日からでもすぐに実践できるスイッチ作製等を教えていただけてよかったです。また、今まで使っていたレッツチャットも知らない機能をたくさん知ることができてよかったです。目から鱗な情報ばかりで楽しく2日間過ごすことができました。また、周囲の方とも仲良くなることができて楽しかったです。2日間本当にありがとうございました。これからも困っている方々のために色々な講演会を行ってください。よろしくお願いします。
・具体的なコミュニケーション支援方法が聞けてとても参考になりました。IT機器の活用には、自分自身も日々触れて、新しい情報を得るためのアンテナを張っておく必要があることを痛感しました。また、自分自身で自由に身体を動かすことのできない患者さんのプライベート(伝の心などのメールetc)に配慮するというごく基本的なことにも改めて気付かされました。あり がとうございました。
・障害のない人とペアになり行って、できる!と思えたが、実際に患者様にできるかなという不安は少しある。今まで知ったことに加え、新しいことや改めて確認できることもあったため、とてもよかった。
・今回、実際にスイッチ作成など行えて、病院ではどうしても知識不足や、行ったことがなかったため、今回の講義ですごく勉強になりました。iPadなど、どんどん利用できる機器が増えていることを知れて、患者さんへ提供できる幅も広がったのでよかったです。

次回コミュニケーション支援の講座を受けるとしたらどのような内容を希望されますか。
・他のスイッチの作成方法、フィルムケースや指サックなどお金をあまりかけずにいろいろな物に対応したスイッチを数多く作れる技術を習得したい。また、ハイラクAACのより詳細な操作方法を勉強したい。
・実際の症例を見させてもらいながら、その人その人のコミュニケーション方法について学びたいです。
・センサースイッチなど、身体部位で押すスイッチ以外のスイッチの使用・入手方法など。
・最新のIT機器を使用した、身近に利用できる(高価でない)支援の方法
・事例を通してがわかりやすいです。こまったちゃんグループでもわかる内容が楽しかったです。日ごろから患者さんに接しているからだと感じました。
・同様のものでも、また近畿でやる回数を増やしてください。
・コミュニケーションツールについてくわしく教えてもらいたい。
・重心の方へのスイッチ操作の応用。自身でそのようなソフトが作成できないか。(意思や日常生活用語の選択など)

詳しい報告書はこちら

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