- 場所
山梨県立図書館 1階交流ルーム102(山梨県甲府市北口2丁目8番1号)
- 日時
2014年12月13日(土)10:00~17:30
2014年12月14日(日)9:30~16:30- 主催
- 一般社団法人日本ALS協会
- 共催
- 日本ALS協会山梨県支部
- 受講料
無料
【カリキュラム】
12月13日(土)
10:00 ALS等の進行性の神経難病のコミュニケーション支援について
13:20 透明文字盤・口文字実習
14:40 レッツチャット等携帯型会話補助装置について
15:30 iPadやiPhoneを1スイッチで操作
16:00 コミュニケーション機器導入の助成制度について
16:40 当事者報告と意見交換会~コミュニケーション機器を用いた体験報告~
12月14日(日)
9:30 伝の心・オペレートナビ実技練習
13:00 スイッチの適合
15:30 まとめ
【写真】
都立神経病院の本間先生の講義
レッツチャット体験
ALS協会の北島さん(当事者)からの報告
オペレートナビをスイッチ操作で体験
河村義肢の日向野さんのスイッチ適合の講義
ALS協会の岡部さんの挨拶を読み取る
【アンケート集約(抜粋)】
受講しての感想、聞きたかったことなどをお書きください。
・神経難病者の想いや活躍の場を知れたこと。また、コミュニケーションの大切な事を理解できたのがよかった。今後は1人の「人間」として「人間らしさ」を忘れずに支援できたらと思います。
・コミュニケーションの重要性を改めて感じた。様々な支援装置があるが、関わる人間がしっかりと読みとる、感じるとこがなければ本来のコミュニケーションは成立しないと感じました。
・ALSの患者さんの支援の経験はまだないのですが、コミュニケーション支援として、神経難病の患者さん(パーキンソン病など)、重症身障児者の支援にも役立つことが多くあり感謝いたします。
・文字盤、口文字は知っていましたが「私にはできないなぁ」と思っていました。今日学んだことで「やってみよう」と思えました。(2日目が出られず残念ですが)他の参加者との交流もできてよかったです。
・私はOTですが、ALSの方のスイッチ適合やALSの方を担当させてもらうことが現段階で経験が無かったです。ですが、コミュニケーションについて色々考える機会となりました。また、現代の情報技術の進歩がここまで“声”に応用することができ、それらが1人1人の患者さんをはじめ家族の笑顔にできるというのは本当に素晴らしいと思いました。今後、ALSの方と関わる機会がありますので今回の内容を活かしてければと考えます。
次回コミュニケーション支援講座を受けるとしたらどのような内容を希望されますか
・iPhone, iPadの操作をもっと詳しく教えて頂けたら嬉しいです。利用者さんにも困っている人が多いので今日の経験をつたえていきたいと思います。
・スマートフォン、タッチパッド系のタッチ文書入力、各ソフト操作の可能性、将来性、改良etc。本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
・実際に意思伝達装置等の導入が成功したケース、上手くいかなかったケースなどについて具体的に呈示していただけるとイメージしやすいのではないかと思いました。様々なケースを通して講師の先生方のかかわり方を学びたいと思いました。
・スイッチ作成実習などがあるとさらに助かります。他スイッチの設置やポジショニングについても実践的に学びたいです。
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