- 場所
下関市川中公民館(山口県下関市伊倉町二丁目1番1号)
- 日時
2015年3月7日(土)10:30~17:00
2015年3月8日(日)10:00~16:00- 主催
- 山口県難病・高齢者生活支援ネットワーク(YLSN)
- 共催
- NPO法人ICT救助隊
- 協賛
- NEC CSR・社会貢献室、下関市/日本ALS協会山口県支部/障害者自立生活センター(CIL下関)(後援)
- 受講料
入力スイッチとブザー材料費2000円、スイッチインターフェイス材料費1000円(希望者)
参加者数:32名
内訳:ST3名、医師1名、看護師6名、OT7名、PT6名、ALS患者1名、介助者4名、その他2名(CIL当事者)、福祉用具専門相談員1名、保健師1名
【カリキュラム】
3月7日(土)
10:00 透明文字盤、口文字の実習
11:00 携帯型会話補助機「ぺちゃら」「レッツ・チャット」等体験
12:00 昼食
12:50 意思伝達装置「伝の心」、「オペレートナビ」について
15:00 フリーソフトHearty Ladderについて
16:10 工作実習「スイッチインターフェイス製作」希望者のみ
18:00頃終了
3月8日(日)
10:00 スイッチの適合
11:00 グループワーク(iPadのスイッチ操作、視線入力、口文字体験、スイッチ紹介等)
12:10 昼食
13:00 工作実習「オリジナル入力スイッチ、ブザー製作」
15:00 オリジナルスイッチでHearty Ladderの操作
16:00 終了
【写真】
工作室でインターフェイス製作
【アンケート集約】
性別
男:5名、女:18名
年齢
20代:7名、30代:9名、40代:4名、50代以上:3名
受講しての感想、聞きたかったことなどをお書きください。
- スイッチの作成等、個人ではどうしてよいか分からず、こまっていましたが、今回の受講で職場でもスイッチ作製していこうと思います。
- 伝の心やブレススイッチ、ポイントタッチなど業者におまかせすることが多く、もっと患者自身に合った細かい適応したものが、安価でたくさんの工夫で選択を学び、もっと早くに知って患者様に提供したかった。また、もっと知っていくことで個人にあったものを安価で提供していきたい。
- 昨年から病棟でコミュニケーションについて取り組んでいたが、透明文字盤、レッツチャット・伝の心は患者が使っているのを見たり、患者から教えてもらい使っていた。きちんと教えてもらったことはなく、経験でスタッフに伝えていた。日々のケアにとても役立つ講座で参加できてよかった。受講したことをスタッフに伝えたい。スイッチもある物をどこで使うかということしか考えていなかったが、頭をやわらかくし患者にとって使いやすいものがちょっとしたアイデアで安く作ることができることがよくわかった。ありがとうございました。
- 実技があり、大変勉強になりました。また実際、使用されてたり作成されてあるスイッチを見させて頂いたことは今後の臨床に大いに活かせられる内容でした。是非、何度もひきつづきこういう会を開いて頂きたいです。
- コミュニケーション支援するうえで、知識・スキル不足をとても痛感させられました。2日間の研修で多くの学びができました。患者さんや家族にどのように説明し協力が得ることができるか、まだ不安もありますが、私たちは患者さんと会話をしたい、患者さんの想いを知りたいという気持ちを持って支援していこうと思います。
- 知りたいと思っていても、知るすべが無く困っていました。今、この方の為に!!という声ではありませんが、今後、きっと!役に立つと思います。ありがとうございました。
- このように何から何まで教えて頂ける機会は殆どないので、今回の研修は大変ありがたく思います。とても良い勉強になりました。今後に生かせます。お世話になりました。ありがとうございました。
- ALSの方に関わりはじめたような状態なので、今後もっとコミュニケーション方法の検討が必要になってくるので、スイッチやコミュニケーションツールを知っていきたいと思います。
- スイッチ一つで色々できることを知り、すごくおどろきました。ALSの方とは、かかわっていないですが、くふうをすれば色々できることを学べてよかったです。
- 口文字やHearty LadderなどCommunication手段についてもまだまだ知らないことが多く、今回の講座を通してより広い視野で、難病患者さまへの手段の提供ができるのではないかと感じた。
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